SONY ICF-8650 整備完了しました！

実物は綺麗ではありません。画像は綺麗に写り過ぎています。内部と一緒で、外部も小さな打痕、変色、メッキ剥離等ございます。40年程前、新品購入した機器です。①機能維持の為、偶に起動。先月AM受信中、周波数デジタル表示が「9594」と誤表示され変化しない(AM800khz以下で発生、AIRとFMは正常) →【IF局発、緩衝増幅Tr・hfe低下が原因→周波数カウンタの「しきい値」を越えられない→誤表示される。該当Tr注文、交換→f表示は正常化】②整備中、ケミコン(470μF、3個)液漏れ発生。→直ちに洗浄。他にも容量抜け、劣化あり。【ケミコン全摘出、AF増幅はAudio用MUSE、電源部は105℃、RF増幅はGOLDシリーズに全交換済み】…種類分けには然程、意味は無いと思います。③基板等を養生した薄いスポンジが加水分解でボロボロ→【悪影響しか無く全摘出】④RF部の高周波コイルもスポンジ養生されドロドロ状態→【鉗子で全摘出】⑤局発X’taL水晶振動子→予防整備で交換⑥AF増幅に若干の歪みあり→2W音声増幅用IC 「μPC575C2」破損、レア品の為、取り寄せ注文→NEC国内生産新品を入手、交換→音声出力正常化。⑦前面の押しボタンSW接点不良。→→摘出、分解、専用復活剤で接点の酸化皮膜除去、正常化。⑧音声TONEコントロール操作時、カーブが急変。→→ケミコン交換によりリニアに正常化。⑨エアバリコンの糸テンションはバックラッシュも無く良好。⑩Tr3個にアクセスできず。Tr が糸プーリーの裏側基板にある為、糸を外し、プーリを外さないと交換できず、断念。(交換済みTrは頭に赤テープを貼付) ★aging中、電源落ちる。→電源SWの接点不良、ALPS製スライド接点に酸化皮膜付着あり→分解洗浄→正常化。★signalメーターはピボット固着無く、動作スムーズ。照明点灯も良好。★押しボタンSW摘出が最も難易度高く時間を要す、その繊細なコイルなど、流石に当時のアルプス製は本当に素晴らしく感動。★ATIS受信はair7より高感度。心苦しいのですが新品部品コスト3〜4千円、私の時間単価1万円/Hを加算したいところですが………ある程度、価格高騰しました。嫁あり、子あり、ペット無し、彼女なし、彼氏なし、タバコ皆無、多額借金あり。

商品の情報

カテゴリー	家電・スマホ・カメラ > オーディオ機器 > ラジオ
商品の状態	やや傷や汚れあり